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繰り返しの動作と意識、集中

私の趣味であり、現在の主な関心事は、

自転車やランニングなどといった、持久系スポーツですね。



自転車ならペダルに力をかける→足を引くというか体重を抜くという動作を

ランニングにしても足を前に出すどいう動作を

ひたすら繰り返すのですが、

こうした「同じ動作を繰り返す」ということを一定の時間行っていると

ある時無心の状態というようなものが訪れるような気がしますね。

そういう時には体全体が意識になったような、

意識全体が体になったというか、

そんな感覚に襲われる気がしますね。

こういうのは身体論とでもいうのでしょうか。

よく調べたことはありませんが。



小さなころの記憶でいうと、

同じ漢字をひたすら広告の裏や漢字ノートに書きなぐっていた時にも

同じような感覚になったことが思い出されますね。

まあだいたい意識が、というか認識力かな、

が落ちて今何の漢字を書いているんだっけ?

いや、そもそも何やってたんだっけ?

という気になりましたね。


他には最近だと包丁を研いだ時にも同じような感覚に陥りました。

ずうっと同じリズムで、同じ音を出しながら包丁を研いでいると

不思議と落ち着きますね。なんででしょうか?



何で見たのかは忘れてしまいましたが、都心の方のあるお店では

飲みながら綿から糸をつむぐ事自体がメニューになっているみたいですね。

それも同じような感覚なんだろうなと思います。

不思議と落ち着くし、何か悩んでいると、ふっと答えというか

こうしようというのが浮かんできますね。


どうしてなんでしょうか。不思議ですね。

意識を一つのことに集中するからかな。


まあいずれにしても、同じ動作を繰り返していると

集中して

体と意識の境界があいまいになってくる。

また

道具を使っていれば、道具の先端まで体の意識が拡大される


というような感覚になりますね。



たしか、カぺタという漫画にお書いてあったように思いますね。

確かもてぎだったか、富士だったかのコースで、

ヘビを踏んでしまって「ホントヘビが多いな。」

「でも今のちょっといつもより硬かったな。緊張してたのかな」

「ってほんとかよ!」

なんて感じの流れだったように思います。



あれなんてまさに感覚がタイヤまで拡大されている例ですね。




そういえば、受験生の時に、身体感覚の拡大について書かれた評論文を読んだな。

あんまり点数を取れなかった気がする。










タグ:身体感覚
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