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日本の教育と、オシゴト

管理人の私は、家電量販店で働いていた経験があるのですが、

日本の教育制度はこういう職場では実にうまく機能しているように感じましたね。

こういう職場というのは、多少の個人差はあっても、

全員が同じ知識をもって同じルールによって

行動することが決まりになっているような職場ですね。


私はレジを打っていたのですが、誰かがお客さまのご案内で埋まってしまった時には

代わりに誰かがレジに入る。

代わりに入った結果、空いてしまったレジに別のレジに第3の誰かが入る

第3の誰かの代わりに案内を終えた第1のレジ打ちが入る


なんてことが四六時中行われます。



これは一応「お客様をお待たせしない」

という第一命題があって、

それを達成するためには自然とローテーションするわけですが、

私、この動きをしているときに、懐かしさがこみあげてきて笑ってしまいましたね。



これってバスケットのディフェンスのヘルプじゃん!て



もちろんバスケットではないので、テイクチャージなんてありませんが。

まあ逆にレジを打つのが遅くかったり、身体がでかい(身長が高くなくても。つまり、、、、)

のがレジ内にいてスクリーンをかけられた気になる時はありますけどね。笑



こういう経験をしたときに、なんとなく就職で体育会系が優遇されるのが納得できましたね。

もっとも、体育会系が優遇されるのは、規律を守ることだったり、上司との間に

安定した上下関係を築くことができることであったり

同じ作業や、トライ&エラーを繰り返すことができること、

理不尽な環境や苦境に立たされた時に絶対に必要な


あきらめない姿勢


等などが評価されるのだと思いますが。



話を戻すと、こうした自分で考える余地の少ない環境

言われたことを言われた通りにこなすような職場では

日本の教育は実によく機能している気がしますね。

きっと、こうした制度が日本の高度経済成長を支えてきたんですね。


日本の教育はダメダメで、

教育制度の弊害、受験勉強、つめこみ教育やその反動でのゆとり教育などが

批判されることが多いですが、

この制度、これから発展するような国や地域で、

かつ勤勉で、お上の言うことに間違いはありませんなんて従順な国民性があるなら

もちろんそのための刷り込みをふくめて売り込めるかもしれませんね。

新手の独裁国家とかねらい目かもしれませんね。



ただ、これからの世界の状況を考えると、こうしたマニュアル人間の量産型教育は

政府にとって操りやすい、都合の良い人間を生産する分にはいいと思いますが、

一旦成熟してしまった社会では、機能する部分は少ない気がします。













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